チベット波動ヒーリングって?
源生の音響療法はいくつかの音を組み合わせて体を包み、音と肉体の共鳴によって身心、脳波、細胞まで休めていく施療です。
そのベースになっているのはチベット波動ヒーリング。
高野山での修業を経て僧侶となられた故小林宗峰氏がネパールでシンギングボウルを用いた波動ヒーリングを学ばれ、チベット密教と真言密教の三密加持を組み合わせ考案されたヒーリングです。
横に寝て身体の周りに大小さまざまなシンギングボウルを並べ、スティックでたたいて音を鳴らしてゆくと奥行きのある倍音の響きと微細な波動に包まれます。
その波動が生命エネルギー(オーラ)や全身の血液・水分に共鳴し、浄化・チューニング。
皆さんの肉体は多くの水分を含んでいますので、音として耳から聴きとれないほどの微細な振動音をも体内の水分でキャッチし、心身の深くまで届け自分自身への癒しを起こします。
体って自分自身に忠実でとても健氣なんですよね。
また、おひとりおひとりの体の調子、心の不調和にあわせてティンシャやカリヨンチャイムをチャンティングすることで高次の神聖なエネルギーが注入され、地水火風空の五大要素から成る身体を癒し活性化していきます。
氣持ちよく揺らぐ倍音につつまれて、覚醒状態のβ波からリラックス状態のα波、
さらには瞑想状態のθ波へと移行し、深い変性意識へと脳波を導きます。
眠ってしまっても効果は変わりません。
音のヒーリングはパワフルであり、心身、魂、スピリットに穏やかに沁みていきます。
体感は人それぞれですが、経験してみないとわからないというのも音を使ったヒーリングの面白いところ。
ぜひ、ご自身で体感してみてください。
密教って?
真言宗の宗祖、空海(弘法大師)が日本に持ち帰ってきて完成した仏教的思考のひとつです。
この世の物、事、万象すべてを構成する要素に関し、インドや西欧では「地・水・火・風」の四つの力で四大と考えました。
東洋ではさらに「空」が加わり五大と考えました。
中国では「木・火・土・金・水」の五行とする考えも一般的です。
密教では、「地・水・火・風・空」に「識」を加えた六大としています。
「地・水・火・風・空」これら5つは物質的な要素であり、「識」は精神的な要素と考え、この世界、森羅万象、宇宙・自然・人間にも共通して、すべてはこの六大(物質と精神)から成り立っているというのが密教の教えです。
※私にチベット波動ヒーリングをご教授くださった、㈱六大燈 代表 高橋駿一(僧侶名・一天)先生のお言葉より引用
シンギングボウルって?
シンギングボウルの発祥は3000年前、ブッダ生誕以前に遡ります。
チベットのラマ教(現在の仏教的思考のひとつ)の高僧が神に捧げる儀式に使う法具であったシンギングボウルはTibetan Sounds(チベットの音色)と言われ、その圧倒的に強い波動を放つ倍音の音色の存在はブータン、ネパール、インド、チベットを中心にミャンマー、インド、中国にまで広がりました。
パッと見たところ金属でできた大きなサラダボウルのようですが、ハンドメイドによるシンギングボウルは古い時代から背骨や体の痛みをとる・心と身体が安らぐなどの効果が期待され、人々を癒してきました。
大きな特徴である波動によって、の浄化やナチュラルメディテーション、瞑想にも重用されています。
シンギングボウルの原材料となるのは金・銀・銅・水銀・錫・鉄・鉛の7つの金属です。
この7メタルは
金は太陽・銀は月・銅は火星・水銀は水星・錫は木星・鉄は金星・鉛は土星
と対応し、その力をいただいていると信じられており、また、惑星は身体の臓器と対応し
てつながっているとされています。
源生で扱っているシンギングボウルは、チベット仏教のプジャ(儀式)で実際に高僧や尼僧が使用する法具を造る工場で、法具職人の手でハンドメイドされています。
主に銅と錫でできており、他の素材はそれと対応する惑星の恩徳をいただくために儀式的な配合が加えられていると聞いております。
※ドニパトロとも呼ばれています
※シンギングボールと表記されている場合もありますが、ball(ボール・球)ではなくbowl(ボウル・器)=歌う器と捉えて使用しているため、源生ではシンギングボウルと統一して表記、呼称しています。